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シャフト交換の落とし穴!

2010年5月16日

今回は飛び込みのお客様の事例をお伝えします。
初めてのお客様で、当社のカウンセリングを受けに来られたお客様のことです。

 ヘッドは大手メーカーの並行輸入品で、シャフトが硬くスライスしながら高弾道になり飛距離が出ないので、ゴルフ雑誌を見てコメンテーターの記事内容でシャフト交換をしたそうです。
 その結果、「弾道が高くなっただけで、スライスも変わらず3万のシャフトが無駄になった・・・ シャフトメーカーとゴルフ雑誌にこれでは記事を信用して交換した私が詐欺に遭ったようなものだ!」と大激怒!! なんとかしてもらえませんか?との問いにクラブのカウンセリングをさせて頂きました。

 クラブの分析した結果、ヘッドとシャフトの根本的な組み合わせミスが分かりました。ヘッドの重心位置に対しシャフトの縦・横の慣性モーメントが合っていなかったのです。
 確かにお客様がご覧になっている雑誌の内容を読ませて頂いたところ、ヘッドに関する情報が全くなく、シャフトを評論している人物の個人的感想がシャフトメーカーのカタログに沿って書かれた内容でした。 疑問:雑誌等の試打は一定のスイングが出来るプロゴルファーが適任だと思います。その際、プロの身長・スイングスピードなどの情報が最低必要だと思います! 現在その大激怒していたお客様は、当社の常連様です。

シャフト交換に最低必要な事は、現在使用のクラブスペックです。

  1. リアルロフト
  2. 重心位置
  3. アングル
  4. ヘッドの傷(フェース面の打点痕・ソールの進入痕)
  5. 重量(クラブ重量)
  6. シャフトトルク
  7. シャフトキックポイント
  8. 現在のクラブの悪い部分を使用者がクラフトに伝える。

以上は最低計測・カウンセリングする項目です!
上記のヘッドとシャフト必要事項が理解できないゴルフショップは組み立て屋で、 工房ではありません!
<ヘッド・シャフト・グリップ>でクラブは構成されています、シャフトを変える場合ヘッドの構成グリップの形状を合わせ製作する必要があります。お忘れなく!

まず無料でクラブ診断を受け、どうすれば良くなるかを専門家とお話し下さい。
その場のスイングで判断するのは、
クラブ診断ではありませんのでお間違いなく。

太田嗣人 トラディショナルスポーツ 代表取締役



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